本質的に見て、同人音楽って何なんでしょう?
考えれば考えるほどどつぼにハマっていきます。
少なくとも、流通形態から何かを同人音楽であると見ることはできます。
で、クラシック音楽(というよりは現代音楽)の世界で全く同じことが起きたのが「ヴァンデルヴァイザー楽派」の話。
「ヴァンデルヴァイザー出版社で取り扱われた作品」が「楽派」として出現したものがヴァンデルヴァイザー楽派であると言うことができるでしょう。で、これらの作品は共通した作風として、「音楽に使う素材を限定する特性」があります。その点において、「楽派」と定義することが不適切ではありません。
しかし、流通形態だけで作品をカテゴライズするとこういう問題が起きてしまいます。で、同人音楽でも全く同じ問題が起きているように見えます。
たとえば、志方あきこさん。同人音楽サークルVAGRANCYでも活動しており、同時にAVEX(HATS)所属のアーティストとしても活動しています。で、同人音楽の定義を「流通形態」のみで捉えてしまうと全く同じ曲(花帰葬関連)が「同人音楽」にも「その他の何か(=商業音楽)」にも分類されてしまいます。
#同人音楽論に志方さんを持ち出すと議論が複雑化しやすいので普段は避けていますが、この程度なら(逆の構造にはなりますが)霜月はるかさんを舞台にしても起こる事象です。
では……本来の楽曲分類手法として、音で分類するとどうなるか。
どんな音が「同人音楽の音」なんでしょうか?
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