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21
4月
えーと、萌えさいと。を更新している余裕が全然なかったりするんですが(なんとか今晩更新しないとな……
とりあえず、5/11の東京M3。
「萌えさいと。」は大展示ホールB50に配置されております。
今回の個人新作はありません。ですので、個人サイドのメインは”Preview release for something”, “加西祐佳変奏曲”の2作です。あと、Realfantasy DVD版, CLANNADソナタ楽譜本はいくらか在庫が残っています。
ただし、現在作業が進行中のprimenotes合同制作品が1本ありまして、最速ペースで作業が進めば5/11に頒布可能になる可能性があります。
織姫オペラシアターのほうは、いつものように向こうでチェックしてください。
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15
4月
さて、お久しぶりのブログ更新。
4/26に、織姫交響楽団では第0回定期演奏会を開催します。交響楽団CD第1作「天使 1. –旅立チ」からも、「前奏曲」が公開初演されます。
お暇でしたら是非ともお越しください。
私はステージスタッフをやっている予定です。
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29
3月
今年は博士論文を書かなきゃいけない年なので、あんまり作品作りに時間がかけられないはずです。
……ということを予期して、今月を丸ごと使って量産体制を決行してきました。
順調にいけば、個人サークル「萌えさいと。」からは今年1年間で最低3作品(それ以外に織姫への協力もあり)を世に送り出せると予定しています。
1作目:primenotesとの合同制作となります。一世を風靡したあの(同人音楽のネタ元)作品から、最近ニコニコ動画で流行りの曲までを追いかけた、同人音楽の歴史をピアノ1本で語る作品となります。
2作目・3作目:サイトではまだ詳細は秘密で。こちらもとあるサークルさんとの合同制作です。
ええ、まだピアノアレンジの可能性は閉じられていないんですよ。まだ未来には洋々たる可能性が秘められています。
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29
3月
さて、なぜか「あかみ」名義で「北島」名義のプロジェクトを書き込んでいるわけですが。
4/1に新宿のSAMRATにてライブ(というか演奏会)をやります。相変わらずのクラシック曲オンパレードですが、今回は同人曲も3つほど演奏します。権利問題とかの処理が面倒なのでとりあえず自作ですが。
とりあえず、お知らせまで。
ライブの習慣に従って、曲目は当日まで(一応)秘密ということにさせてください。
というのも何なので、1月に同じようなことをやったときのセットリスト(というかプログラム)を載せておきます。
○ F. Chopin エオリアンハープ
○ J. S. Bach イタリア協奏曲 第1楽章
○ F. Chopin ノクターン cis-moll
○ F. Chopin ノクターン Op.9-2
○ E. Granadoz アンダルーサ
○ I. Albeniz / L. Godowsky タンゴ
○ M. Ravel 道化師の朝の歌(?)
○ R. Schumann 飛翔
○ R. Schumann なぜに
○ R. Schumann 気まぐれ
○ E. Grieg 春に寄す
○ E. Grieg トロルドハウゲンの婚礼の日
○ F. Schubert 即興曲Op. 90-2
○ F. Chopin 幻想即興曲
○ F. Liszt ラ・カンパネッラ
○ S. Prokofieff ソナタ第7番:第3楽章
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19
2月
先ほどのエントリで宣伝を打ち込みましたので、次のエントリでは「同人音楽研究会で何を考えたいか」というお話を。
もともと、私の日記や織姫の活動をご存じの方は、「芸術文化としての同人文化」というコンセプトに強く思いを寄せていることをご存じだと思います。具体的に言えば、同人文化は「原理的には」芸術文化として高い価値を持つことができるものだと考えています。
一方で、「現在の同人文化」が芸術文化の文脈で価値を有するか。この問いには、自信を持ってYesと答えることはできません。なぜなら、実際にそれだけの価値のある作品が存在しているかどうか、さらに現在存在している作品を「芸術文化」の文脈のもとで未来へ伝える枠組みが存在するかどうか、という2点に重大な懸念があるからです。
私見で言えば、たとえば同人ピアノ界隈ならAIRソナタとアトラク幻想曲は(楽譜=音源と無関係に長期間生き残りやすいメディアになったこともあり)比較的長期間生き残ることが可能でしょう。たとえば幻想民族系同人音楽なら、志方さんや音羽さんの作品の一部には長期的に生き残る作品があってもおかしくないと思います。
とはいえ、これも「未来に(同人)芸術文化を伝える」ことができてこそ。そのためには、「正当な評論」が必要です。
さらには、現代アートの方法論に近い手続きで書かれた弘世さんの諸作。これらは、「正しい評論」が存在することではじめて作品に高い価値が与えられる、そういう位置づけになるでしょう。となると、現在同人音楽「レビュー」が存在していても「評論」は存在しない、そういう状況では(本来良い作品であっても)芸術文化として未来に作品を継承することはやや難しいと言わざるを得ません。
そこで、同人音楽文化に対して正当な評論を行い、文化を未来に継承する。これが同人音楽研究会に寄せた一つの期待です。
もう一つの期待について。私は同人音楽作家ですし、「中の人」の立場では「外部から見た正当な評論/研究」は困難かもしれません。本来研究は「その対象が好きか嫌いか」によって価値が左右されるものであってはならないはずですが。
一方、「中の人」にとっては「未来の同人音楽がどうなるか」には強い興味があります。たとえば、明日の同人音楽シーンはどうなるか。来月はどうか。来年はどうか。次の10年はどうか。来世紀はどうか。言い換えれば、「明日の同人音楽を今日の同人音楽より面白くする」ためには何ができるか。同じく来月は?来年は?そこで、私は「未来の同人音楽を知りたい」という目的を同人音楽研究会に寄せています。アカデミックの立場とはやや相容れないものかもしれません(対象を記述することのみならず、織姫の中の人としては対象に干渉することも当然含みます)が、やるべきことはさほど変わらないはずです。
さらに違う表現をしてみましょう。
06年4月の花帰葬PS2移植発表。あの事件(同人ゲーム史上初のコンシューマー移植作品が女性向け作品で決着すること:あまりに想定外で、事件と言うに値すると思います)を事前に予想できた人間は、関係者以外にいたのでしょうか?そして、この事件は未来にどういう影響を及ぼすのか。
もう一つ。07年12月に、鏡音リン・レンの「つきもの」Attributeが一夜のうちにロードローラーに決着しました。この事件は「クリプトン最大の誤算」とさえ言われています。これを事前に予測できた人はいるのか。ドワンゴの中の人でさえ容易に予測できたものではないでしょう。電通といえども、仕込むことは困難な性質のお話ではないでしょうか。
同人音楽世界とその周辺は、たった1日で状況が変わってしまうことも(そう頻繁ではないものの)皆無ではありません。こんな状況をどう予測できるか。
一方、数ヶ月から数年スパンの現象を予測することも、きっちり情報を集めていれば不可能ではありません。その象徴的なケースが「激団紫季」の代表作・夢神楽。夢神楽が予言した同人音楽シーン=歌姫のラインナップは、あれから5年以上たった今でも本質的な変化がさほど見られない、という結果を迎えました。夢神楽はある意味では「5年間以上の同人音楽のメインストリーム」を読み切ったことになります。別の表現をすれば、「夢神楽は未来を適切に予測する」という評価を当時的確にできれば5年以上の同人音楽シーンを予測できたことになります。
同人音楽の未来を知れば、もっと未来を面白くすることもできます。私個人としても、織姫としても、的確な理解のもとに「面白い作品」を作りたいと思います。
最後に、同人音楽研究会の位置づけについて。最も単純に言えば、元々やっていた「織姫研究室」の発展解消とお考えください。一方で、織姫オペラシアターでも考えていた「同人音楽研究」の部分を切り出したものと考えてくださってもけっこうです。
第1回発表へ向けたプレゼンの準備も順調に進んでいます。予定通り行けば第1回は「演奏」をテーマに発表、その後は「マネージメント」「志方あきこ」といったキーワードで識別されるような発表を用意しております。お楽しみに!